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ときおり、「何書けばいいかわからんから適当に作って」と依頼される方がいらっしゃいます。
広告を作ることに対して得手・不得手は当然あります。
さらにデザイン会社に制作を依頼しているのですから、得意である必要はありません。
ただ、販促物を適当に作って簡単に効果が出る時代ではないです。
「商品・サービスを知ってもらう上での強み」は伝えないといけません。
なので、経営者はいかに売るかを考えなければなりません。
「どうやって利益を作るか」を考えるのは、会社の常です。
とはいっても、どうやって利益を作るかを自分で考えるのには限界がありますよね。
わからなければ聞くしかない。
特に購入してくれるお客様が自社に感じる「購入したきっかけ」や「選ばれる理由」は知るべきです。
それがアンケートを販促で利用する理由です。
具体的に、私の体験からご紹介させていただきます。
アドバイザーになり立ての時、私は「デザイン会社」を初めて１年目でした。
その時は「販促デザインします！」とアプローチしていました。
決め手も自分で考えて、「デザインに満足いただけるように頑張ります」というコピーを全面に出してPRしていました。
そんな折、アドバイザーになって初めて自社のアンケートを取りました。
いただいた声のほとんどは
Ｑ４何が決め手でアピールに申し込みましたか？
こづえさんの話しやすさで安心して依頼できました。
Ｑ５実際にアピールを利用していかがでしたか？率直な感想をお聞かせください。
ヒアリング力や提案力に驚きました。
と、人柄を推す声がほとんどで「デザインが良かったから」という言葉がありませんでした(笑)
デザイン会社として起業したのに、実際のお客様の感想の焦点はデザインじゃない…
納得したくなくて、「わたしはデザインがいいと自社の広告に書きたいのですがダメですか？」と、先輩アドバイザー達へ相談までしました。
すると「お客様の声は事実だからそこに沿った方がいい」「デザインはこれからもっと磨いていけばいい」という答をいただきました。
しぶしぶ「ヒアリングが得意」と書いたのを覚えています。
それから３年たったころ、ようやくアンケートに「デザインが良い」と声をいただけるようになりました。
ずっと利用くださるクライアントさんも、「デザインが良くなったね」と励ましてくださり、自分の望んでいた強みにやっと使づけたかなと嬉しく思ったことを覚えています。
現在は「強みを親しみあるデザインでアピールします」というコピーを胸を張って利用しています。
今思えば、単純に「デザインがいい」という言葉は、他のデザイン会社と差別化できる言葉ではなかったと思います。
「親しみやすい」という言葉を入れているのにも理由があります。
デザインにも様々なテイストがありますが、私が得意とするものは明るく・親しみやすさのあるデザインです。
写真メインのカッコイイデザインや、すっきりとした高級感のあるデザインは得意ではありません。
また、鹿児島弁全開のわたしのキャラクターは、カッコよさやインテリジェンスではありません。
最初から「親しみやすい」という言葉を入れておくことで、自分の強みを知ってもらえることはもちろん、問合せ後のミスマッチを防ぐことができ、仕事がしやすくなります。
ひとは、自分を認めてもらえるところでは能力を発揮しやすいですよね。
私も、自分にできないことを徹底的にしなさいと言われても苦しいだけです。
もちろん、弱みを直すことも時には必要です。
しかし、まずは強みを磨く方がずっといいです。
ークライアント目線で「自分の強み」を自分で知っていること。
ークライアント目線で「自社の強み」を自分で知っていること。
これが今後、何に力を入れていけばいいかを考える大事なかじ取りになります。
それが、アンケートをとるだけでわかる。
とっていないという方はもったいないです。
ぜひアンケートをとって強みを知り、広告に反映してみてください。
アンケートがまだとれない方はマンダラ広告作成法で、今の自社の強みを発見しましょう！
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