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人財って大事ですよね。
会社にとって、人との出会いは本当に大切だと痛感します。
どんな人と一緒に働くことができるかは、会社の命運を握る大きな「鍵」です。
条件で来る人は、条件で辞めます。
例えば「給与」で来たら、もっと高い「給与」があるところにいつか移ります。
「休み」で来たら、もっと「休み」のあるところに移ります。
条件は上を見ればきりがないのです。
本当に大事なのは自社の「方向性」が、求職者と一致しているかです。
これは、私たちが普段行っている「お客様の声から販促を作る」方法に似ています。
ハロー〇ークに出せば集まる。という事はなくなり、どうすれば求人がくるかと相談をよく受けます。
求職者の人口は減っています。
環境は自分たちで変えられることではないので、対応しなくてはなりません。
働き方にも自由度が増えました。
会社は単に求人する以外の行動を求められるようになりました。
どんな人でもいいからとにかく募集!と求人をつくっても、魅力は中途半端になり選ばれなくなります。
こんな時代だからこそ、がむしゃらに人を募集するのではなく、本当に自社に必要な人財に「伝わる」求人を作りましょう。
そこでおすすめなのが、求人用のマンダラ広告作成法(以下 マンダラ)です。
以前、「A4」1枚アンケートで在職者にアンケートを取る方法をご紹介しました。
「自分で考えない」で、スタッフの声を参考に作る「A4」1枚アンケートは、現在の会社の良さを働き手目線で知るのにベストな方法です。
マンダラは「自分で考える」手法なので、自社のことを整理することができます。
やり方は簡単で、マンダラのブロックにある質問に答えていくだけです。
マンダラは大きく8つのパーツがあり、各パーツのコピーを考えやすいよう作られています。
パーツのいくつかをご紹介します。
自社の商品・サービスの強みや拘りを記入するパーツです。
求人するうえでは会社は、どんな商品やサービスを提供したいのかなどを記入します。
ここでは、ここで働く事によって求職者はどんな良い事(状態)になるか?と考えます。
どんなことを望む人が適しているかがわかります。
⑤求人をして喜ぶ人はどんな人(状態)?から、どんな要望を持つ人かがわかります。
それらを整理することで、
自社を運営するうえで必要な人財は
〇〇という特徴を活かして働くことで、こんなことをうれしいと感じる人。
ということがわかります。
すべて記入で来たら、右側の枠にはめ込みましょう。
あっという間に「伝わる」原稿が出来上がります。
実際、私の会社でも面白い結果がでました。
これまで、デザイナーを募集してくる中で、私の会社はアンケートから求人を作っていました。
もちろん、素敵な人たちが来てくれているのですが、全体的に接客やコミュニケーションをクライアントととるのが苦手な人が多い傾向にありました。
そんな中、会社のなかで「販促物を作って終わりではなく、もっとお客様と二人三脚で販促する体制になろう!」と目標が立ち、③の「拘り」に入れました。
すると、求めている人としては「ただ制作をするのではなく、実際にお客様と会話をして作り上げていくこと」をうれしいと思う人が求めている人財だとわかりました。
また、そんな職場を求めている人は
「単調作業を求める人でなく、いろいろ行動したい人」だということもわかりました。
なので、求人に休みや条件でなく、どんな仕事をしたい人を求めているかを記載できました。
私たちの会社では、面接時にスカウターという適性検査を行います。
結果、これまで「社交性」の低い人の応募が多かったのですが、この求人文章に変更してから「社交性」の高い人がぐっと増えました。
当然のことですが、販促は書いたことしか伝わりません。
例えば商品の場合、「安い」を一番のメッセージにすれば、「安い」を求める人のみが反応します。
〇〇が得意です!と会社の強みを一番のメッセージにすれば、それを求める人が反応します。
求人も、条件を一番のメッセージにすれば、それを目的の人が反応します。
会社の方針を打ち出すと、そこを求める人が反応するのです。
そもそも、ほとんどの会社が求めている求職者は多人数でなく、相性のよい1人です。
だからこそ、求人原稿を作るときは
を可視化しましょう。
いかがでしたでしょうか?
人財は会社の大切な資本です。
求職者は自分の人生の多くの時間を使う職場を探しているのです。
なので掲載情報や文章は必ず読みます。
是非、マンダラを活用して自分たちはどんな人を求めているのかをきちんと伝えてください。
アピールがお手伝いいたします。お気軽にお申込みください!
広告の事やチラシのことを社内研修もおすすめです!
「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会所属のスタッフがセミナー・研修などいたしますのでお気軽にお問い合わせください!
この記事書いた人:佐々木こづえ
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