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こんにちは。株式会社アピールの佐々木こづえです。
最近、ブログ仲間の方から「こんどチラシに挑戦しようと思う!」と声をかけていただきました。
その方は「こづえさんのブログを読んで影響を受けました」とも言ってくださり、私自身とても嬉しい気持ちになりました。
売上を増やすためには「知ってもらう」「思い出してもらう」ための呼びかけが大切です。
特に新規のお客様を獲得したい場合、チラシのような広告は欠かせません。
そこで今回は、私が普段から大事にしている「伝わるチラシ作りのポイント」を3つご紹介します。
チラシは見た目の美しさやオシャレさだけでは成果につながりません。
一番大切なのは 「お客様の気持ちに寄り添い、行動したくなる流れをつくること」 です。
つまり、
これらを整理したうえで、「お客様目線のストーリー」としてチラシに落とし込むことが成功の鍵になります。
「どうすればチラシの反応が出るのか?」
これは多くの方が抱える悩みです。
結論から言えば、プロの視点だけで考えると、お客様との気持ちのズレが生まれやすいのです。
なぜなら、広告を作る側(職人さんや業者さん)は“考えるプロ”ですが、伝えたい相手は“素人であるお客様”だからです。
そこでおすすめなのが 「A4」1枚アンケート です。
このアンケートは「購入プロセス」に沿った質問で構成されており、実際に購入してくれたお客様の心理を整理できます。
つまり、アンケートの回答をもとにすれば「同じように購入する見込みがある人」に届くメッセージが作れるのです。
アンケートをもとにした情報は、そのままチラシに落とし込むことが可能です。
特に大事なのは、上から下に「購入心理に沿って」伝えること。
チラシは8つのパーツで構成すると効果的です。
この流れは「アンチクライマクスレイアウト」と呼ばれ、お客様の悩みや不安からスタートし、最後に行動につなげる順番です。
実際には、こんなコンセプトが作れます。
(つまり Q2 の内容で広告する)
この流れに沿って作れば、「共感 → 納得 → 安心 → 行動」へと自然に導けるのです。
良いチラシができたら、次は配布です。
ですが「一度大量に配布する」のは効果的ではありません。
実際にあった事例では、あるクライアント様が 2万件に一度だけ折り込みをしたところ、反応は1件だけでした。
ところが、その後 3,000件に3回繰り返し折り込みをしたところ、7件の問い合わせが入り、受注につながったのです。
新規のお客様は、まだ信頼関係が築けていない存在です。
だからこそ、複数回接触して「知っている」「見たことある」と思ってもらうことが大切です。
広告の成果はデザインだけでは決まりません。
大切なのは、
この3つです。
新規開拓はリピーター獲得より体力が必要ですが、事業の継続には欠かせない取り組みです。
もし「何から始めればいいかわからない」と感じたら、ぜひご相談ください。