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時間をかけて一生懸命に作ったブログ記事や自信を持って紹介したいサービスページを、お客様が検索して「見てみよう!」とクリックしてくれたら本当に嬉しいですよね。
でも、Webの世界では「ちょっとした待ち時間」が、お客様の「帰っちゃう(離脱)」を引き起こす大きな原因になっていることがあります。
多くのお客様が「待てる時間」には限界があることが、色々な調査でわかっています。
モバイルのランディング ページが完全に読み込まれるまでの平均時間は 22 秒です。しかし、読み込みに 3 秒以上かかるページからは 53% のモバイルサイト訪問者が離れています。これは大きな問題です。
Google Developer
これはつまり、どんなに素敵な商品を載せていたとしてもHPの表示が遅いだけで、せっかくの魅力がお客様に届くことなく終わってしまうことにつながります。
HPの表示スピードを上げることは、お客様を待たせない「愛」なんです!
だからこそ、HPの速度を上げることは、単なる技術(コーディング)のお話ではなく、「お客様を大切に思う気持ち」と「ビジネスを成功させるための土台」づくりにつながります。
目指すのは、お客様があなたのHPに来た瞬間、「あ、このサイトは気持ちがいいな」と無意識に感じてもらうことです。その心地よさが、最終的に「この会社に頼みたい」「この商品を買いたい」という信頼感を積み上げます。
これまでの話で、HPの速度改善が「お客様へのおもてなし」の気持ちだったり、「Google先生へのマナー」の現れというのがわかったと思います。
サイトを作っていると、仮の画像をはめ込んだり、あとから画像を変更したりすることも多々あります。
このときにやりがちなのが、いらなくなった過去の画像をそのまま放置してしまうこと。
私も修正に追われて削除し忘れて、後からバタバタと削除してしまうことも💦
これはスピードチェックする前にできることなので、wordpressにいれこんだ不要な画像を削除するのも大事な対策の一つです。
HPの画像をそのままアップロードするのは、まるで「大きな家具を狭い玄関から無理やり運び込もうとする」のと同じです。
スマホやカメラで撮る写真は、とても巨大で、例えば、最新のスマホで撮った一枚の写真は、タテヨコが5,000ピクセル以上、データ容量が10MB(メガバイト)を超えることも珍しくありません。
この「巨大な画像」を、HPの小さなスペース(例えば、幅1,000ピクセルの記事の枠)にそのままアップロードしてしまうと、次の2つの大きな問題が発生します。
これは、HPがお客様に届くまでの「配達」のお話です。
これは、HPを開いた後の「処理」のお話です。
だから、画像をアップロードする前にオンラインの無料ツールなどを使って、HPにちょうどいいサイズに「リサイズ(縮小)」したり、データ容量を「圧縮」したりする必要がでてきます。
※無料のWebツールなので安全性は確かめてからご使用してください。
Googleが無料で提供しているHPのスピードチェックができるツールがあるんです!
Google PageSpeed Insights
ここにチェックしたいURLを入力するだけで、何点かわかるようになっています。
スコアが 90 以上の場合、 良好と見なされます。50 ~ 89 は改善が必要、50 未満は不良とみなされます。
PageSpeed Insights
Google先生が言ってる通り90以上を目指すことが第1歩!
ただ、90以上じゃないと絶対ダメということはないので、そこは難しく考えすぎずに90に近づくために1つずつ改善していくことが大切です。
詳しい使い方については次の記事で紹介します。
速度改善はサイトを探して見に来てくだっさ方への「感謝」を表現できるひとつの手段です。
難しく考えず、まずは3つの対策から手軽に始めるのをオススメします。
本業が忙しかったり、パソコンを触るのが億劫だったり、いろんな理由から対策するのが難しいこともあると思います。
そんな方はアピールにお気軽にご相談ください😊
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