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こんにちは、アピールのこづえです。
「広報部が頑張っているのに、なかなか数字が伸びない…」
「営業部も必死に動いているのに、業績が思うように上がらない…」
そんな状況に心当たりはありませんか?
実はそれ、担当者の努力不足ではなく“仕組みの問題”かもしれません。
現場に「頑張って!」しか言えず、責めるのではなく、組織全体の仕組みを見直すことが必要な時期にきているのです。
広報や営業といった一部門の頑張りに頼るのではなく、会社全体で数字を動かす仕組みを持つことです。
今日はそんな「広告・広報を見直すポイント」をご紹介いたします。
効果ある広告や広報活動をつくるためには、次の3つです。
競合と比べて選ばれる理由や、初めてでも不安を乗り越えて問い合わせにつながる決め手。
広告や広報において本当に大事なのは、経営者や社内が考える強みではなく“お客様が感じている強み” です。
多くの人が「うちの商品の強みは〇〇です!」と答えますが、その答えは販売者目線になりがちです。まじめに取り組んでいる人ほど、自分たちにとって当たり前すぎる部分に気づけず、そこが実はお客様にとって一番の価値になっていることがあります。
このズレを修正できれば、広告メッセージは一気に明確になり、説得力が高まります。
お客様は購入前に必ず具体的な不安を抱えています。
「価格は妥当なのか?」「自分たちに使いこなせるのか?」──こうした疑問はどの商品・サービスでも共通です。
どんなに魅力的に見える提案でも、不安が残っている限りは選ばれません。逆に、事前に不安を把握し、その答えを準備しておけば、安心して決断してもらえます。
営業現場でも広報発信でも、この“不安解消のひと工夫”が成約率の底上げにつながります。
数ある選択肢の中で、なぜ自社が選ばれているのか。
これを「予想」で決めつけてしまう会社は意外に多いです。
大切なのは、やはり「お客様目線」。実際にお客様が選んでくれたリアルな理由は、自社の想定と違うことが少なくありません。
たとえば建設会社は「デザイン」を強みにPRしても、お客様の本当の決め手は「校区」だった。
歯科医院は「技術力」を押し出しても、患者さんの評価は「通いやすさ」だった。
──こんな事例はよくあります。
この“本当の理由”を把握できると、広告づくりはグッとラクになり、メッセージも自然に相手へ届くようになります。
この3つの視点を持つことで、広告や広報の質は大きく変わります。
「お客様の声」なんて、響きは地味に感じるかもしれません。
AIが発展するなか、「AIに聞けばいいじゃん!」と思う人もいるかもしれません。
でも、思い出してください。
商品を購入してくれるのは「お客様」だということを。
地味に見えながら、一番着実に身になる目線は「お客様目線」であることは、変わらないのです。
ちなみに普段、私たちがご提案する「「A4」1枚アンケート実践勉強会は、マーケティングの専門知識を長く学ばなくても取り入れられるシンプルな仕組みです。
だからこそ、スタッフ全員が取り組めて、現場の負担を軽減しながら成果を積み上げられます。
「購入者アンケートをもとに販促チラシを作るのは初めてでした。
狙い通り、お客様目線のサンプルチラシが出来て、他店舗スタッフと一緒に取り組めたのも大きな成果です!」
このように、部署を超えて取り組めむことで、協力者が増え、仕組が成果を加速させます。
秋は9月下旬から取り組んでも、10月・11月の秋商戦には十分間に合います。
むしろ今だからこそ、年末に向けて数字を上げる仕組みを整える絶好のタイミングです。
「広報や営業の努力を、きちんと数字につなげたい」
そう思った時が、仕組みを見直すチャンスです。
広告の相談・社員研修のご相談ありましたらお気軽に問い合わせください!
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