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今回は弊社の広告物制作の柱となっている「お客様目線」を元にしたチラシ作りの一つ「マンダラ広告作成法」がどのように効果的なのか、どのようなメリットがあるのかを、新人スタッフがご紹介します!
チラシ制作を考えている皆様、「お客様目線」のチラシってどんなものか想像できますか?
「お客様は安く商品やサービスを利用したいはずだ!クーポンをつけよう!」「自社のサービスの良いところをたくさん掲載すれば、魅力に惹かれるはずだ!」などの考えが出た方もいらっしゃるかと思います。
しかし、弊社の考える「お客様目線」とは上記のようなものではありません。
では、弊社の考えるお客様目線とはいったいどんなものなのか、見ていきましょう。
弊社では岡本達彦さんの提唱する「マンダラ広告作成法」や「A41枚アンケート」を元に広告物の制作を行っています。
その中で出てくるのが「お客様目線」です。
※岡本達彦氏の書籍紹介はこちら↓↓↓
お客様目線の広告とは、「実際にそのサービスや商品を利用したお客様から、その理由を聞き、同じようなニーズを持つお客様に伝わる広告」ことです。
マンダラ広告作成法は、「新規事業などを始める方向け」の広告作成法で、実際に商品やサービスを利用したお客様がまだいなくて、A41枚アンケートの回収が出来ない方向けの広告法です。
今回は新しく冷凍スイーツ専門店を開かれるクライアント様と製作したチラシを元に、マンダラ広告作成法を見ていきましょう!
まず最初は商品について分析していきます。上記のチラシ①の部分です。
ここでは使用する写真(イラスト)・価格・内容・日時・場所・形状や大きさetc…を考えていきます。
実際に上記のチラシでは「スイーツの写真」「スイーツの形状や味の説明」「スイーツのバリエーション」などを紹介しています。
次はボディコピーです。こちらは上記のチラシの②の部分です。
ここでは、素材(材質・内容)・技術(作り方・やり方)・人(作った人・やる人)・所持(道具・仲間)・ルート(仕入れ)etc…を考えていきます。
実際に上記のチラシでは、「冷凍スイーツがどんなものか」「コインランドリー横という便利さ」など、他のスイーツ店と比較してまさっている点を記載しています。
次はキャッチコピーです。こちらは上記のチラシの③の部分です。
ここでは、なれる(実現する)・ラクになる(簡単になる)・早くなる(短くなる)etc….を考えていきます。
実際に上記のチラシでは、冷凍ケーキをストックしたい人のメリットを「プチ幸せ」と記載しています。
次は裏付けとなる証拠です。こちらは上記のチラシの④の部分です。
ここでは、写真・データ・販売数・資格や特許・認定etc….を考えていきます。
実際に上記のチラシでは、オーナー厳選の選りすぐりケーキを取り扱っているということがわかるように表面にはケーキを並べて種類の豊富さを表現しました。また、裏面にはケーキとそれを作るお店の紹介を入れることで、より取扱商品の特別間を表現しています。
次はターゲットコピーです。こちらは③のキャッチコピーと同じ部分です。
ここでは、「良いこと」を喜ぶ状態の人はどんな人か?お客様側の需要を考えていきます。
実際に上記のチラシでは、③と同じく 冷凍ケーキをストックしたい人のメリットを「プチ幸せ」と記載しています。
次はリスク対策です。こちらは上記のチラシの⑥の部分です。
ここではよくある質問への説明・お試し・お客様の声・保証etc…を考えていきます。
実際に上記のチラシでは、新規オープンで利用客がこれから増えることを予想して、オーナーの人柄(どんな人が運営するのか)や、仕入れ先のお店や製造者の紹介をして安心感を持たせました。
次は行動喚起です。こちらは上記のチラシの⑦の部分です。
ここでは、数量・期間・場所・年齢等の制限があるetc…を考えていきます。
上記のチラシでは記載はありません。
最後はお問合わせです。こちらは上記のチラシの⑧の部分です。
ここでは、会社名・住所や地図・電話番号・HP・メールやLINEetc…を考えていきます。
上記のチラシでは実際にお店のあるビジネスだったので、地図をしっかりと記載しました。
このようにマンダラ広告作成法でのチラシ作りは、実際にお客様がいたらこんな情報が欲しいだろうな!という経営者側のターゲットへの解像度が高いことが重要だと思いました。
また、マンダラ広告作成法では計63個のマスを埋めていきながら、自社の商品やサービスを徹底分析する必要があります。この分析なしには実際に届けたいターゲットに、届けたいこと(自社製品やサービスの良さ)を確実に届けることはできません。
このようにクライアント様ご自身がしっかりと商品やサービスについて考え抜くことで、より伝えたいターゲットが絞られたり、伝えたい内容に厚みが出てくると思います。また、自社の商品やサービスについての知識を深めることは、広告作成のみならず、営業や接客対応・日々の何気ない業務にも確実に役立つと思います。
ただ広告を作成するだけじゃない、マンダラ広告作成法には様々なメリットが付随していると感じました。
広告作成についてお悩みの方や、今一度自社の商品やサービスについて考えを深めたい・・・といった方も、ぜひ一度お問合せください(^^)
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