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チラシとパンフレットの違い

2024.3.28

 会社案内や商品案内、または求人案内を作成する際、チラシとパンフレットのどちらが適しているか迷っていませんか?今回はチラシとパンフレットの違いについて書きました。 

この記事の目次
サイズの違い
活用方法の違い
パンフレットのメリット
チラシのメリット
具体的に、どんな情報を掲載するべき?

 サイズの違い

 チラシは一般的にA4サイズで、1枚の紙に情報を凝縮します。

パンフレットは複数ページにわたり、A4以上のサイズで構成されることが一般的です。パンフレットを8Pで作った場合、チラシの4倍の面積になります。  

面積に合わせた活用の違い

 チラシは情報を短くまとめ、目を引くデザインや要点を強調します。

主に「セールプロモーションやイベント告知」に使用されます。

 パンフレットは情報量が多く、製品やサービスの詳細な説明や企業概要、会社の理念などを提供します。

より包括的な情報を提供できます。主に「会社案内や単価の高い商品案内・サービス案内、求人案内」に使用されます。 

パンフレットのメリット

情報量が多くなる場合のパンフレットの優位性

伝えたい情報がしっかり入ったパンフレットには以下のメリットがあります。

  • 情報の一貫性と正確性: パンフレットにまとめられた情報は、営業担当者が口頭で説明する内容と一貫性を持ち、正確性が保たれています。これにより、顧客に対して一貫したメッセージを伝えることができます。
  • 視覚的なインパクト: パンフレットには画像やグラフィックスが使用されることが一般的であり、これらは視覚的なインパクトを与えます。顧客は見た目で情報を理解しやすく、記憶しやすくなります。
  • 補助資料としての機能: パンフレットは営業担当者の説明を補完する役割を果たします。特に複雑な製品やサービスの場合、パンフレットに記載された詳細な情報を顧客が後で参照することができます。
  • プロフェッショナルなイメージの構築: パンフレットは企業や製品のプロフェッショナルなイメージを構築するのに役立ちます。しっかりとしたデザインや内容は信頼感を与え、顧客に製品やサービスの品質の高さを印象づけます。時間の節約: パンフレットにまとめられた情報を見せることで、営業担当者は説明の時間を短縮できます。これにより、より多くの顧客を効率的に訪問することが可能となります。 

どのような表現ができるか

求人の場合

パンフレットは複数ページを使って情報を展開できるため、

  • 採用ポリシーを写真や風景と一緒にデザイン
  • 福利厚生を活字だけでなく詳細に説明
  • キャリアパスなどを図や表にして視覚的にデザイン
  • 社員の声を写真と一緒にゆとりをもって表示 など 

商品・サービス案内

  • 商品の写真を大きな面積で提供
  • お客様の声などを写真と一緒にゆとりをもって表示
  • 会社の理念や思いを伝えるページも増やせる
  • 種類は複数あるサービスも一つ一つを説明 など

 情報量が多い。しっかり伝えたい。という場合は、パンフレットがより効果的な手段となります。   

チラシのメリット

手に取りやすく、情報をまとめて提供できる

A4という限られた面積のチラシには以下のメリットがあります。

  • 低コスト: チラシは比較的低コストで制作・印刷が可能です。そのため、広告予算が限られている場合でも、多くの人々に情報を届ける手段として活用することができます。
  • ポスティングなど、直接渡せる: チラシは特定の地域や場所に直接配布することができます。そのため、ターゲット層に直接アプローチし、関心を持ってもらうことができます。
  • 情報の簡潔な伝達: チラシはコンパクトなサイズでありながら、重要な情報を短時間で伝えることができます。目を引くデザインや要点を効果的に配置することで、受け手の興味を引きつけることができます。
  • 即効性: チラシは即座に受け手に届けられるため、効果がすぐに現れることがあります。特にセールやイベントの告知など、時間的に短い期間で効果を発揮する場合に有効です。
  • 多様な用途に適用可能: チラシはさまざまな目的に活用することができます。セールスプロモーション、イベント告知、製品紹介、サービス案内など、さまざまな情報を伝える手段として利用されます。

どのような表現ができるか

チラシは掲載面積が限られています。だからこそ、伝える情報をまとめて記載します。

求人の場合

  • 表面上部に自社で「働きたい」と思う人の共通の悩みと将来、自社で働くをベネフィット(良さ)を感じられる証拠を表示
  • 「働きたい」と思う人にとっての自社の強み(他社との差別化)を簡潔にポイントを絞って表示
  • 裏面に、求人内容(詳細)
  • 働きたいと思う人達が申し込みをする前に感じる不安の対策
  • 購入方法などのinformation

商品・サービス案内

  • 表面上部に購入したいと思う人の共通の悩みと、購入した後のベネフィット(良さ)を感じられる証拠を表示
  • 類似商品やライバルと比べた「強み」や「こだわり」(他社との差別化)を簡潔にポイントを絞って表示
  • 裏面に、商品内容(詳細)
  • 商品を購入する前に感じる不安の対策
  • 購入方法などのインフォメーション

チラシはメリットもある反面、面積は限られています。

シンプルにオシャレにを求めると、「伝えるべき情報が伝わらない」可能性もあります。
伝わるものにするために、情報をまとめることが大事になります。   

具体的に、どんな情報を掲載するべき?

 ここまで書くと、パンフレットもチラシも、掲載情報を自分たちが作れるだろうか?と不安になる方もいらっしゃいます。 
特に自分の商品や会社のことを自分で説明するのは難しいものです。

そんな時、アピールではお客様目線の広報を大事にしています。

「A4」1枚アンケートを活用して

  • 通常は実際に購入くださるお客様に
  • 求人の場合は働いているスタッフに

声をいただきます。 

そこで相手が「どんな悩みを持っていて、何に惹かれて興味をもって、何を不安に思い、何を決め手に申し込みをし、実際利用してどう感じたか」を明確にします。

そしてその生の声をいかに伝えるかを中心に表現に工夫をしてページ構成を作成していきます。 

商品を購入する人、求人を申し込む人は経営者や運営スタッフではありません。

アンケートを活用することで、実際のお客様の目線(または求職者の目線)で物事を把握できるので、より伝えるべき相手に伝わる内容がまとまります。 

まとめ

チラシやパンフレット、それぞれの特徴を活かして、どんな情報を載せるべきか(写真なのか、数字なのか、理由なのかなど)は、そこを参考に決め、制作することがおすすめです。   

この記事では、求人案内や会社案内を効果的に伝えるための選択肢としてのチラシとパンフレットの違いについて解説しました。

ぜひ、目的や情報量に応じて最適な選択をおこなってください。   

アピールでは制作も承ります。お気軽にお問い合わせください。

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