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画像データからロゴを制作する方法のご紹介

2023.11.6

こんな経験ありませんか?

  • 制作会社にロゴデータを作ってもらったけど、元データが手元にない
  • パッケージデザインの一部にあるロゴを活用したいが、画像データしか持っていない
  • 看板や印刷物等の現物が手元にあるがデータはない

創業の際にロゴを考えて作ってもらったはいいけれど、名刺やチラシ等に利用するためのデータが手元にない方、いらっしゃると思います。

実際に問合せもございましたので、今回は画像データからロゴを制作(復元)する方法につきましてご紹介させていただきます。

ロゴの制作

※以下はAdobeソフトの一つである「illustrator」を使用した例を記載いたします。

画像データからトレースする

illustratorの機能のひとつにトレースというものがございます。

❶作成したいロゴデータの画像の取り込み

❷取り込んだ画像を選択した状態で「埋め込み」をクリック

❸「画像トレース」から「白黒のロゴ」をクリック
※元画像の色の種類に応じて選択してください

❹「拡張」をクリックしてパスに変換

周囲の余分な白の背景を削除して出来上がったのがこちらです↓

このように取り込む元画像データの画素数が高いと、オリジナルのロゴとほとんど遜色ないロゴ(パス)データを作成可能です。

画像データからパス描画する

では画質の荒い画像データではいかがでしょうか。

上記の画像を先述の手順に沿ってパスデータにしたものがこちらです↓

このようにオリジナルのロゴの原型をつかむことができないほどに歪になってしまいます。

その場合、下記のような対応をすることが多いです。

❶ 作成したいロゴデータの画像の取り込み

❷取り込んだ画像をロック(ctrl+2)
※レイヤーの追加でも構いません

❸「ペン」をクリックし、画像の上からパスを描画する

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ロゴを制作した際に、PDF等のデータをご自身で保管されておくのが一番良いかと存じますが、データを紛失した際にはご紹介したような手順で作成させていただきます。

また、現物のみしか手元にない場合は写真を撮影して、その画像からロゴデータを作成します。

このようなご相談も承っておりますので、お気軽にお問合せください!

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