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インパクトを出す=赤!!から脱却する方法

2022.4.10

おしゃれにしたいのにスーパーのチラシになってしまう

デザインの仕事をしていると、クライアントさんから、目立つように「赤くして!」と依頼を受けることがあります。

確かに赤で大きいのは目立ちますが、求めるおしゃれやブランドからかけ離れてしまうことがあります。

コンセプトを決めて販促物をデザインするのに、 バランスが崩れたり、安っぽくなると残念ですよね。

クライアントさんの真意は「赤く大きくして」ではなく、「この内容を目立たせて」です。

赤くするのではなく「こうした方がいいですよ」と提案することが大事です。 

今回の記事は制作をする方で

  • クライアントさんの「赤く大きくして」という依頼にデザインを壊さない対応をしたい

と悩む方向けに、赤く大きくする以外の説得方法を4つ、書籍を例にしながらご紹介いたします。

赤く大きくする以外の説得方法

1.文字を太くする

下の画像のタイトルをご覧ください。見出しのタイトルの一部分を大きくしています。全体を大きくするのではなく、一部分だけ文字を太くすると、その部分に目を引くことが可能です。

2.背景に帯を引く

次の画像の本のタイトルでは、文字の横に赤色の線を引いてありますね、なぜこうなっているのかというと、文字の高さを変えずに目立たせることができるからです。

こうすることで、スッキリと目立たせることが可能です。

3.下線やルビ点など「飾り」をつける

見出しにワンポイントを足すことで目立たせることができます。特に意識してほしいキーワードなどがあれば活用しやすい方法です。

こうすることで、目に止まりやすくなります。

4.同じトーンの反対色を選ぶ

前回、イメージでトーンを選ぶという話をさせていただきました。

お客様に「親しみ」を感じてもらう色の選び方です。

まず、自分の作っているデザイン色と同じトーンを見つけてください。

目立たせたい部分に、メインで使っている色の反対色を利用することをお勧めします。

ここでポイントがトーンを合わせるということです。

まとめ

目立つといえば赤色!と思われる方が多いのは、事実赤色は目立つ色ではあります。

目立つのと「伝わる」ことは必ずしも同じではありません。

目立たせる工夫をして、スーパーのチラシから脱却に挑戦してみましょう!

プロにお願いすることもおすすめです!

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この記事書いた人:佐々木こづえ

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