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お客様に「親しみ」を感じてもらう色の選び方

2022.3.10

「色」を意識して選んでいますか?

広告を作る際、「色」はどのように選んでいますでしょうか?

  • 自分の好きな色を選んでいる
  • 目立つ、インパクトのある色を選んでいる
  • ロゴに合わせている

と、様々な基準があると思います。

資格でも「色彩検定」などが有名ですが、広告・インテリア・ブティックなど色は様々なデザインにも活用される技術の一つです。

今回は「お客様目線に立った時の色の選び方」をご紹介いたします。

「色」が作るイメージ

それぞれの色には連想するイメージが既にあります。

同時に、連想するイメージに合わせて連想する感情もあります。

赤色

  • 物=バラの花・救急車・血液・ヒーロー・信号機(停)
  • 感情=情熱的・生命力・熱血・アクティブ・闘争心

青色

  • 物=海や空・水・氷・信号機(進)
  • 感情=知的・平和・誠実・冷たい・涼しい・集中・清潔・憂鬱

私たちの日々の生活の中で、イメージは蓄積されています。

連想するイメージは国によって全く変わってきます。

例えば先ほどの青色は日本では「知的」で連想できますが、欧米では「性的表現」も入っています。

日本人は青色より、ピンクとかのほうが連想しやすいと思いますがいかがでしょうか(^^;?

ここが文化の違いです。

色には「トーン」もある

トーンとは、簡単に言うと明るさです。

同じ赤でも「元気な真っ赤」と「落ち着いたワインレッド」では印象が違うと思います。

この表を見てください。
一番上のライトトーン、一番右のビビットトーン、下のダークトーンでは同じ色でも印象がわかると思います。

色の温度でいうと

  • ライトトーン:やわらかい・優しい・かわいい
  • ビビットトーン:明るい・くっきり・元気
  • ダークトーン:落ち着いている

連想する世代でいうと

  • ライトトーン:赤ちゃん
  • ビビットトーン:子供
  • ダークトーン:大人

連想する印象でいうと

  • ライトトーン:日常
  • ビビットトーン:日常
  • ダークトーン:高級感

などがよく利用されます。

トーンを広告を見てもらう顧客に合わせて選ぶことで、より顧客に親しみを感じてもらうことが可能です。

自社の広告に、どの色やトーンを選べばいい?

自社の広告で色を決める大きなヒントになるのが

Q1 ➡1.ターゲットコピー
Q5 ➡ 2.キャッチコピー

です。

ターゲットコピーは「メッセージを伝える対象」がわかります。

例えば「体力がない・不安・年齢を感じる」

というターゲットコピーに寄り添った色であれば、寒色の青色や紫とダークトーンを選ぶとより悲壮感が漂うと思います。

また、キャッチコピーは「商品で得られるメリットやベネフィット」を伝えます。

「元気100倍!!!」

というキャッチコピーに寄り添った色であれば

暖色な赤色やオレンジとビビットトーンだと元気なイメージが伝わると思います。

カンパニーカラーのある方でも、差し色を工夫するだけで伝わるイメージも変わります。

「親しみやすいデザイン」色のまとめ

「親しみやすさ」は対象によって感じ方が違ってきます。

世の中にはさまざまな色があるように、様々なお客様がいます。

人によって状況も目的も違うので、この色を使えばいいと決めることはできません。

だからこそ、アンケートで分かる「自社のお客様」に合わせた色を選ぶのが、「親しみやすさ」につながる。

これが一番大事です。

いかがでしたでしょうか?

是非今一度、自社のお客様に向けた色を見直してみてください。

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